漫画「振り向くな君は」を読んでからサッカー漫画熱が蘇ってしまい、安田剛士先生の続・サッカー漫画である『DAYS』を既刊23巻分を大人買い。電子版だがこれは買って良かった。面白すぎる!
正直、ここまで面白いサッカー漫画だとは思わなかった。
友情、努力、根性など王道スポ根サッカー漫画ではあるが、主人公である柄本つくしのひたむきな努力、フィールドをがむしゃらに走る姿は誰が読んでも感動を覚えるはず。
まだまだ連載中の漫画で終わりは見えないし、最新刊でつくしは分岐点にいる。サッカー漫画なのでつくしがサッカーを辞めることはないと思うが更なる成長が期待できるはず。もう漫画「DAYS」は完結まで買う漫画に決定してしまった(笑)
目次
サッカー漫画「DAYS」内容やネタバレ感想
どこまで続くのかわからないが現在は高校サッカー編である。主人公は高校生になるまでサッカー経験はおろか、運動もほとんどしてしたことがない柄本つくしといったチビでひょろい少年だ。つくしが不良に絡まれている所を風間が助け、成り行きでフットサルのメンバーに入る。
そこでサッカーの魅力に取り憑かれたつくしは自身が通う聖蹟(せいせき)高校サッカー部に入部することになる。
技術はないがチームメイトを走ることに駆り立てる
主人公である柄本つくしはサッカー未経験者、さらに運動が苦手な少年のためサッカーに関する技術は皆無である。だから、とにかく走る。走りまくる選手なのだ。そして楽しそうにサッカーをする。
その姿に聖蹟高校サッカー部メンバーは引っ張られていく。
後につくしは自分のプレイスタイルを確立していくようになるが、サッカーに対して全力で笑い、泣きじゃくり、走る姿はサッカー経験者であれば心打たれる部分があるはず。
ちなみに1巻のラスト。
聖蹟高校サッカー部キャプテンの水樹が監督に放つ言葉は痺れた。
「2年後、あいつがウチのキャプテンです」
最初はバカな…と思ったが読み進めていく内にキャプテンになり得る素質や片鱗をチラつかせてくれるのだ。
とにかく友情がすごい
聖蹟高校サッカー部は「名門」である。しかし、在籍しているメンバーはとにかく友情に熱い男達。技術はないが、ひたむきに頑張る柄本つくしを見捨てることなく、フィールドの内外でもフォローしていく。
こんなメンバーとサッカーができれば最高の高校生活になるだろうなぁ〜と本気で思わせてくれる。あと各キャラも魅力的な人物が多い。
個人的に天然ボケの怪物である水樹が好き。
水樹は聖蹟高校サッカー部キャプテン。プロ入りも決定している強者だ。しかし、聖蹟ではまったくキャプテンとして威厳がなく後輩からイジられてたり罵倒されたりもする(笑)ちなみに水樹がノッている時のプレイは漫画であれ魅入ってしまう描写が多い。
漫画「振り向くな君は」の桜高も登場
DAYSの前日譚である漫画「振り向くな君は」の主人公であった犬童かおる・成神蹴治も聖蹟高校のライバルとしてDAYSに登場してくる。
DAYSでは早々にインハイ東京予選で聖蹟対桜高の試合が展開されるが成神蹴治の歪みっぷりには笑ってしまった。成神はどちらかと言うとつくしタイプのキャラだと思っていたがDAYSではエゴイスト扱い(笑)
惜しくも聖蹟は敗れてしまうが冬のインターハイで順当に勝ち上がっていけば再び相まみえる形となる。是非、聖蹟にはリベンジを果たしてもらいたいところ。恐らく次の聖蹟対桜高はDAYS最高の山場になると勝手に予想している。
友情・努力・奇跡・根性・感動…全て詰まったサッカー漫画「DAYS」
王道ヒーロー漫画にある要素が全て詰め込まれたサッカー漫画が『DAYS』だ。つくしのひたむきな努力や悔しさは痛いほど漫画から伝わってくる。
そして各試合ごとに成長していく柄本つくしを応援せずにはいられなくなる。
つくしの境遇は水樹と似ている。今後つくしが水樹のようなプレイヤーになっていくのか…それとも違うプレイスタイルになっていくのか見所の一つ。とにかくこんな面白いサッカー漫画は久々なので是非、興味があれば手にとって欲しい。3巻まで読んだら既刊全てが読みたくなってしまうはずだ。
※各電子書籍ストアにて試し読み可能。電子書籍ストア内にて「DAYS」で検索すると素早く絞り込みできます。
DAYSの前日譚となる作品がコチラ
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