漫画「殺人予告はあの頃」は伊藤イット先生が描くミステリーサスペンス漫画。中学時代に作ったWEB掲示板。そこに書き込んだ内容は時が経ち、現実となっていく物語。
冗談半分で書き込んだ内容も現実化してしまい、最悪の事態へ。虚構が現実へ。彼らは自分たちの招いた悲劇を食い止めることができるのか…!?
執筆時点では1巻〜2巻が販売されており、盛り上がりを見せており非常に面白いので内容をご紹介させて頂きます。
目次
漫画「殺人予告はあの頃」ネタバレ
メインキャストは主人公である彼方、友人の司、景。そして彼方の彼女である真名子。もう1人、友人である大和といった男性がいるのだが、1巻で早々に死んでしまう。
彼、彼女は中学時代からの付き合いで親友同士。
WEB掲示板の書き込み内容が現実化してしまう…
彼方たちが中学生時代に作ったWEB掲示板「虚構人間」。そこに書き込まれた内容が社会人となって現実味を帯びてきてしまう所から物語がスタート。
最初の重大な出来事は虚構人間に書き込まれた大和の悪口、そして車に轢かれてしまえばいいといった書き込み。
その書き込み内容が彼方の前で現実的に起こってしまう。
彼女の死を回避する為、立ち上がる男たち
虚構新聞の書き込みが現実化している事を察した彼方、友人の司や景。8レス目の書き込み内容を阻止する為、3人は虚構の現実化を止める術を模索していきます。
虚構人間に書かれた8レス目。
それは真名子の死に関する書き込み内容でした。
しかし、書き込み内容を止める術は見当たらず真名子の死のタイムリミットが迫っていきます。
虚構人間の現実化はオカルトでなく犯人がいる…
1巻では犯人像がまったく見えず、オカルト要素を含んでいるかと思いましたが、2巻になると彼方が虚構人間の書き込みを遂行している犯人がいることを突き止めていきます。
彼方の策によって徐々に犯人を絞り込んでいき、辿り着いた答えは友人である司、景のどちらかが虚構人間の書き込みを現実化している人物ではないかと推測。
そこから彼方はさらに調査を行っていき、ある1人の犯人像に辿り着き、拘束することに成功します。かなり端折っていますが、ここまで大方の2巻までの内容。
漫画「殺人予告はあの頃」感想
この漫画は犯人の動機といったモノがまったく見えてこないので何のために書き込みを現実化しているの謎な部分が魅力を引き立てています。
かなり展開の早いミステリーサスペンス漫画となっており、2巻から一気に盛り上がりを見せます。是非、興味を持たれて読む際は是非、2巻まで通して読んでいただきいた作品。
そして3巻では全ての始まり、犯人の目的、全貌が明かされていく展開となっていきそうです。個人的には非常に楽しませて貰い、展開の早いミステリーサスペンス漫画が好きな人にはお勧めしたい作品です。是非☆彡
殺人予告はあの頃
時を越え、呪いの予言は成就する。中学時代、WEB掲示板を作った──“虚構人間”。書きこまれた内容を何でも叶える。そういう“設定”だった。数年後、虚構が現実を侵しはじめる。1日に1つずつ、確実に実現される過去の書きこみ。7日後に待つのは、恋人の死。大切な人を守るため、遥丘彼方の運命との戦いがはじまる。
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